Feistyの日本語ローカライズ版が出ました。しかしAMD64への対応はもうちょっとかかるみたいなので、気が短い私はリリースまでの間JD(2ちゃんねるブラウザ)を自前でビルドして使おうと思います。
アンインストールも手軽に出来るようにdebパッケージ化までしてみます。
必要なパッケージをインストール
まずdebパッケージを作成するのに必要なツールをインスコします。(余計なものまで入れたかも…
sudo apt-get install autoconf automake libtool libc6-dev dpkg-dev gpc fakeroot debhelper lintian devscripts g++ dh-make g77
次にJDのビルドに必要なライブラリを入れておきます。
sudo apt-get install libgtkmm-2.4-dev zlib1g-dev libssl-dev
パッケージ化
最新のソースをダウンロードしてきて適当なディレクトリに解凍します。
mkdir /tmp/deb
cd /tmp/deb
wget http://keihanna.dl.sourceforge.jp/jd4linux/24814/jd-1.8.8-070403.tgz
tar zxvf jd-1.8.8-070403.tgz
cd jd-1.8.8-070403
autoreconfを実行します。
autoreconf -i
パッケージの基本情報ファイルを作る
dh_make -e clavice@dotted.jp -s -f ../jd-1.8.8-070403.tgz
個人用なので何も変更せずこのままパッケージ化
dpkg-buildpackage -rfakeroot
ビルドが終わるとひとつ上の階層(ここでは/tmp/deb)にパッケージが出来上がっています。
インストール
出来上がったパッケージ jd-1.8.8_070403-1_amd64.deb をダブルクリックしてインストール出来ます。
起動方法は、
jd
です。かなりやっつけですがこれでJDが使えるようになります。